【一番不安な「お金」の話】五島市での葬儀、費用の”内訳”を徹底解説します

「お葬式って、いったいいくらかかるんだろう…」

大切な方を亡くした悲しみの中、すぐに考えなければならないのが葬儀の準備と、その費用です。しかし、多くの葬儀社のウェブサイトやパンフレットには「葬儀一式〇〇万円」と書かれているだけで、ご自身にとって何が必要で、何が不要なのか、分かりにくいと感じる方が少なくありません。

弊社は、あえて決まった「葬儀プラン」をご用意しておりません。

なぜなら、お葬式はご家族の想いや故人様のお人柄によって、一つとして同じものはないと考えるからです。

決まった形に当てはめるのではなく、ご遺族のお話を丁寧にお伺いし、ご要望に合わせて必要なものだけを一つひとつ積み上げて、世界に一つだけのお見送りの形を創り上げること。それが私たちの最も大切にしている姿勢です。

この記事では、ご不安を安心に変えていただくために、葬儀費用の「構造」から五島市での具体的な費用感まで、包み隠さず解説いたします。

まず、葬儀費用全体は、以下の３つの合計で成り立っているとご理解ください。

これらを一つずつ、詳しく見ていきましょう。

これは、お迎えからご安置、通夜・告別式の運営、火葬まで、儀式を執り行うために必要不可欠な物品とサービス費用です。

弊社では決まったプランがないため、例えば以下のような項目について、ご遺族のご希望を伺いながら、一つひとつ丁寧にご説明し、お見積りを作成いたします。

ご遺体搬送： 病院や施設からご自宅・安置施設までの搬送費用です。
会場使用料： ご自宅での葬儀、または斎場と場所によって費用が変わります。一度ご自宅へ安置し斎場で葬儀の場合は、ご自宅の準備もあり、その分費用も増えます。
消耗品： ご遺体保全のドライアイスや線香、ローソクなど消耗品。
棺（お棺）： 故人様にお休みいただくお棺です。様々な種類からお選びいただけます。
骨壷・骨箱： ご遺骨を納めるためのものです。
遺影写真： 祭壇に飾るための遺影写真を作成します。
役所手続き代行： 死亡届の提出や火葬許可証の申請などを代行します。
祭壇： 儀式を行う祭壇の飾り付けの費用です。

【ポイント】

一般的な葬儀社の「葬儀プラン」は、これらの項目をまとめたものです。弊社では、これらの項目を自由に組み合わせることで、ご予算やご希望に応じて、過不足のない最適な内容をご提案します。不要なものを省き、こだわりたい部分に費用をかける、といった柔軟な対応が可能です。

こちらは、葬儀の規模（参列者の人数）やご遺族のご希望によって変動する費用で、お客様に実費でご負担いただくものです。

火葬料： 五島市には公営の火葬場があり、市民料金で利用できます。
- やすらぎ苑（福江地区）： $20, 000$ 円（12歳以上/市民料金）
- 浄富苑（富江地区）： $10, 000$ 円（12歳以上/市民料金）
- ※市外にお住まいの方は料金が異なります。
飲食費： 通夜振る舞いや、火葬後に行う精進落とし（お斎）の料理代です。「1人あたり単価 × 人数」で計算されます。
返礼品費： 会葬御礼品（参列者全員にお渡しする品）や、香典返し（いただいた香典に対するお返しの品）の費用です。こちらも「1個あたり単価 × 個数」で計算されます。
宗教・宗派ごとの葬具：仏教と言えども宗派が違うと使用する葬具が異なるため、葬具に係る費用も大きく変動します。

【ポイント】

ご家族だけで行う小規模な葬儀では、この飲食費や返礼品費を大きく抑えることができます。どこに費用をかけたいか、ご家族で話し合うことが納得のいくお見送りに繋がります。

菩提寺のご住職などに読経や戒名（法名）をいただいたお礼としてお渡しする費用です。これは葬儀社への支払いとは全く別のものです。

ここまで詳しく解説してきましたが、一番お伝えしたいのは、葬儀の価値は金額の大小では決まらないということです。

決まったプランがないからこそ、私たちはご予算やご希望を丁寧にお伺いし、お客様との対話を何よりも大切にしています。その上で、ご家族にとって本当に必要なものだけを盛り込んだ、最適なお見積りを必ずご提示します。不明な点は一つもなくなるまで、何度でもご説明いたします。

故人を偲び、感謝を伝える大切な儀式です。費用面での不安や疑問を解消し、心から「良いお葬式だった」と思っていただけること。それが私たちの何よりの願いです。

事前のご相談、お見積りはいつでも無料です。どうぞ、お気軽にお声がけください。